年齢を重ねるにつれて、洋服の選び方は変わってきませんか?
流行のデザインやブランドが気になっていたのは若いころ。
今は着心地や素材、長く愛用できるかどうかを大切にしたい……。
もちろん、おしゃれを諦めるわけではなく――
むしろ、自分に似合うものが少しずつわかってきたのではないだろうか。
――そんな、服選びが楽しくなってきた大人の女性に紹介したいブランドがあります。
それは京都生まれの”sisam(シサム)”。
自然体で着られるデザインと、アジアの人々の手仕事を生かしたものづくり。
そして何より、自分が好きな服を買うことが、誰かの暮らしを支えることにもつながるという思想こそ、このブランドの最大の魅力です。
今回はsisamの特徴や大人の女性におすすめしたい理由、購入前に知っておきたい注意点までご紹介します。
*この記事は広告を掲載します。また当ブログはAmazonアソシエイトです。
sisamとは? 京都生まれのフェアトレードブランド
sisamを展開するシサム工房が京都で誕生したのが、1999年。
ブランド名「シサム」は、アイヌ語で「よき隣人」を意味します。
創業者の水野泰平氏が、人権や貧困の問題に関心を持ち、アジアやアフリカを旅した経験から生まれたブランドです。
基本にあるのは、社会的・経済的に弱い立場に置かれた人々と、対等な関係を築きながら仕事をするという考え方。
アジアの生産者と協力してオリジナル商品を開発し、日本で販売する仕組みを育ててきました。
ポイントは、海外の手工芸品を仕入れているわけではない、というところ。
”ものづくり”にこだわりを持ち、生産者の生産者の技術・文化背景を尊重しつつ、
今現在の暮らしに合う商品を一緒に作り上げているのです。
扱うアイテムは、衣料品を中心にアクセサリー、生活雑貨など多彩です。

40代・50代・60代の女性にsisamをすすめたい3つの理由
1,流行に左右されにくい、自然体のデザイン
sisamの服に多く見られるのが、ゆったりしたシルエットや、素材の風合いを生かしたデザイン。
身体を締めつけすぎず、それでいて個性を感じさせる服です。
若々しさを無理に演出するスタイルとは一線を画しています。
――”今の自分”を心地よく見せたい女性に向いているといえるものでしょう。
たとえば、シンプルなワンピースに革のバッグを合わせたり、ゆったりしたトップスにすっきりしたパンツを組み合わせたり。

この心地よさと連結する”ゆるやかさ”は、さまざまな束縛から解放してくれます。
ファッションとしても、強いてすべてをナチュラル系で統一する必要も生まれません。
手持ちの服に一点だけ取り入れてみる――そこに生まれる新鮮さを楽しむ。
そんな自由で、ある意味気ままなお洒落ができるのではないでしょうか。

2,天然素材や手仕事ならではの風合い
sisamが発表するアイテムは、均一に仕上げられた大量生産品の味気無さとは無縁です。
素材もオーガニック・コットンをはじめとしてさまざま、服作りには伝統的な技法を生かします。
手仕事で仕上げられる織りや刺繍には、当然のように独自の表情が宿っています。
そんなアイテムの中から自分に合うものを選ぶとき、
素材の特徴を理解しながら、自分向きの一着を――いつの間にか忘れていたような、
服選び・買い物の愉しみ方を思い出させてくれるかもしれません。
まさに、大人のおしゃれにピッタリのブランドなのです。
3,長く着ることを考えたものづくり
sisamは、商品を長く使うための”ロングライフ・プロジェクト”にも取り組んでいます。
その取り組みは購入後にも及びます。
たとえば、服の寿命を延ばすための工夫。染め直し。衣料品の回収、再活用……。
なるほど、おしゃれは新しい服を買うことだけではなかったはず。
お気に入りを手入れしながら長く着る。
生活に根差した、普遍的なファッションの魅力がsisamに宿っています。

フェアトレードで世界はどう変わるのか
フェアトレードが目指すもの
ここで、sisamのものづくりを支える”フェアトレード”について考えてみましょう。

フェアトレードとは、生産者の権利や生活を尊重し、公正な取引を目指す仕組みのこと。
一般的な国際取引では、生産者が弱い立場に置かれ、不利な条件を受け入れざるを得ない場合があります。
そうした問題を改善する取り組みとして、フェアトレードがあります。
フェアトレードにおいて重要なポイントは、
一時的にお金を渡すのではなく、継続的な仕事を通して自立を支えるというものです。

技術があれば仕事になる。
仕事があれば定期的に収入を得られる。
それだけでなく、技術を磨いたり、将来の生活の設計をする機会も生まれてきます。
――この仕組みは、女性の経済的自立を考えるうえでも、大きな意味を持つものです。
フェアトレードは”育てて行く”もの
もちろんフェアトレードは一方的な押し付けの制度ではないし、
また、フェアトレードの製品を一つ購入すると社会問題が解決する、というものでもありません。
そうだとしても、商品を選ぶ人が”作り手の存在”を意識できることに、意味があるはず。
そして、少しずつ時間をかけて、育てて行くものといえるでしょう。

フェアトレードは、社会貢献のために我慢して何かを買う、というものではありません。
購入者もふつうに、商品を選ぶ自由を持っています。
だから価格に納得できるものを選び、対価を払う。
――あくまでも、”自然な関係”が築き上げられていくことが、フェアトレードを根付かせていくのではないでしょうか。

sisamの服のメリットとデメリット
魅力が多いsisamですが、すべての人に向いているわけではありません。
購入前に知っておきたい、メリットとデメリットを以下に整理しました。
<メリット>
- 手仕事の風合いや個性的なデザインを楽しめる
- 生産背景を知りながら商品を選べる
- 流行にとらわれず、自分らしい着こなしを考えられる
- 長く使うことを意識した取り組みに共感できる
<デメリット・注意点>
△決して安くはない価格
大量生産の低価格衣料と比較すると、予算に合わない商品もああります。
価格だけでなく、着用頻度や手入れの手間も考えたいところです。
△好みが分かれるサイズやシルエット
ゆったりしたデザインは魅力ですが、体型や組み合わせによっては大きく見えることも。
商品ごとの実寸の確認やバランスのチェックを。
△素材によってお手入れが必要
天然繊維や手仕事の製品には、縮みや色落ちなどに注意したいものもあります。
必ず商品の洗濯表示を確認してください。
△手仕事による個体差
色合いや織りの表情などに違いが見られる場合があります。

Sou
フェアトレードは義務ではありませんから、問題のある商品を我慢して買うのは、やめましょう。
sisamはどこで買える? 店舗とオンラインショップ
sisamの商品は、シサム工房の直営店舗や公式オンラインストアなどで購入できます。
直営店は京都、大阪、神戸、東京などに展開されています。
初めて購入する方には、できれば店舗で実物を確かめることをおすすめします。
素材の手触りや生地の厚さ、実際に着たときのシルエットは、写真だけでは伝わりきらないからです。
近くに店舗がない場合は、オンラインストアで。
オンラインで購入するときは、以下が要チェックポイントです。
- 商品の実寸と素材の混率
- 洗濯方法や色落ちについての注意
- 返品・交換の条件
- 季節に合った生地の厚さ
また、店舗は営業状況や取扱商品が変更されることがあります。
訪問前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心でしょう。
▼ 公式オンラインストアはこちら

好きな服を選ぶことが、誰かの暮らしにつながる|まとめ
年齢を重ねて、おしゃれを諦めてしまったり、選択肢を狭くするのはもったいないです。
むしろ、自分の好み、大切にしたいものなどがわかってくる――それもまた、豊かさではないでしょうか。
sisamは魅力のある服を提供してくれます。
それだけでなく、作り手の暮らしや社会とのつながりを一緒に考えられるブランドでもあります。
シサム工房には、こんなスローガンがあります。
「What you buy is what you vote」
――つまり、「買い物とは、どんな社会に一票を投じるかということ」。
別に、社会問題を意識しながら買い物をする必要は、カスタマー側のこちらにないのは当然です。
しかし、自分が好きだ・手に入れたいと思えたものを選び、購入する。
ごく普通の日常の一コマが、誰かを大切にすることにつながっている――
思えば、すべての仕事がそういうものなのでしょうが、フェアトレードを通して、それが実感できる。
なんとなく、選んだ一着が誰の手で作られて、どこからやって来たのかを夢想する……。
大量生産・大量消費の時代からタイムスリップしたかのように、
買い物の時間を大切にし、手に入れたものを大切にできる。
それが、遠いどこかの誰かのためになっていて……と、フィードバックが生まれてくる。
自分らしい装いが、やさしさに繋がっているのは、悪くない話ではないでしょうか。
お気に入りの一着を探しに、sisamの世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。

