走っても”肌が荒れる”原因は”回復を軽視している”から。

ケア
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健康のために走っているのに……

本来の肌は、ある程度の刺激を受けても回復できるようにできています。

ランニング中に受けるような、紫外線、汗、摩擦などのダメージならば、十分に修復可能――なのですが、せっかく生活に「走ること」を取り入れたのに、さまざまな肌のトラブルに悩まされるようになる……

そこで、「走ること」をやめるのは、じつはもったいない。

じつのところ、走ること自体が悪いわけではない。

問題は、受けたダメージをきちんと修復できていないところにあるのです。

見直すべきなのは”回復環境”

肌荒れが起きると「走るのをやめたほうがいいのかな」と考えがちですが、見直すべきなのは運動そのものではなく、運動後の回復環境です。

適度な運動は、血流や自律神経、睡眠の質などを整え、美肌づくりにプラスに働く要素が多い習慣で、これは後ほど述べますが、オーバーワーク(運動のやり過ぎ)に陥らなければ、”良い習慣”として生涯定着するかもしれないほどの運動なのです。

走ることが内包する”美肌要素”

ランニングには美肌作りに役立つ要素がいくつもあるので、列挙してみます

  • 血流が改善される ⇒肌細胞に酵素・栄養が行きわたるようになり、くすみが改善される。
  • ストレス発散 ⇒ホルモンバランスの乱れが整い、肌荒れが改善される。
  • 心地よい疲労感 ⇒睡眠の質が高まり、肌が修復しやすくなる。

つまり、走ることは、本来は肌再生を後押しする行動でもあるのです。

肌は「ダメージを受ける」ことを前提にした臓器

とても繊細に見える肌――ですが、じつは外からの刺激を受けることを前提に働いている、かなりタフな臓器です。

日常生活の中でも、紫外線、乾燥、気温差、汗、摩擦、花粉など、肌は常に何らかの負担にさらされています。
ランニング中といっても、それが少し増えるだけ。特別な異常が起きているわけではないのです。

紫外線・汗・摩擦などのダメージは”織り込み済み”

ランニング時の代表的な刺激は、紫外線、汗、ウェアやタオルによる摩擦です。
これらは確かに肌負担になりますが、健康な肌なら本来は修復可能な範囲なのです。

つまるところ、ここまででおわかりのように、問題は、疲労が抜けない、睡眠が浅い、食事が偏る、保湿が足りないといった状態が重なることです。

これが放置されると、軽い刺激すら回復が追いつかなくなります。そして、赤みや乾燥、ニキビとして表面化しやすくなるのです。

その状態では、たとえ高価な美容液や施術に頼っても、良い結果が得られるはずもありません。

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ご自分の回復力、というのを念頭に置くようにしてくださいね。

肌が本来持つ強い”再生・修復能力”

①ターンオーバー

肌再生の基本になるのがターンオーバーです。
古い角質がはがれ、新しい細胞へ入れ替わる流れが整っていると、肌はなめらかさや明るさを保ちやすくなります。

この流れを乱してしまうのが、疲労・睡眠不足・強すぎる刺激・栄養不足。

乾燥、ゴワつき、毛穴目立ち、くすみ――それらを引き起こす原因になります。

すると乾燥、ゴワつき、毛穴目立ち、くすみが起こりやすくなります。

ランニング女子の肌管理では、走ること以上に、この再生サイクルを邪魔しない生活が大切です。

②睡眠中の回復

肌の修復が進むのは、特に睡眠中です。

”回復モード”への切り替えは、眠っている間に起こり、それから肌ダメージが修復されていきます。
ですから、寝不足や浅い睡眠が続いてしまえば、回復するための時間そのものが足りなくなるのです。
夜更かし、寝ながらスマホの習慣は、確実に睡眠の質を落とします。肌は修復しきれません。

走る習慣を美肌につなげたいなら、トレーニング計画と同じくらい睡眠計画も重要です。

美肌作りのための回復戦略

ここまで述べてきましたとおり、走ったあとのケアを万全にして、回復が追いつけば肌は再生できます。

美肌を守る、あるいは作り上げる鍵は、”攻めのケア”よりまず先に「回復できる状態をつくる」ことにあります。

美肌作りは”回復の積み重ね”から

美肌は一朝一夕にできるものではありませんが、だからといって、日々アイテムに頼りっぱなしだったり、ダメージを避けるだけでは至難です。

「回復プロセスを上手く回す」。

つまり、

汗をかく ⇒ 整える ⇒ 深く眠る ⇒ 適切な栄養を補給 ⇒ 休む

この流れが上手く生活にはまったとき、はじめて運動の美容効果が顕著になります。


修復するには材料が必要

回復(修復)には、当然ながら材料が必要になります。

たんぱく質・ビタミン・ミネラル・良質な脂質・水分――こうした材料が足りなければ、肌は再生したくてもできません。

また、運動量が多い人、または、生活に運動を取り入れたばかりの人は、体内でのエネルギーや栄養の消費量や消費サイクルが、ほかの人あるいは以前の自分とは異なっていることに注意しましょう。

すぐに栄養不足(あるいは栄養バランス不均衡)や消耗を招いてしまうからです。


ランニング女子ほど、食事を美容の土台として考える必要があります。

表でチェック|脱・回復不足

回復不足を防ぐのにチート技はありません。基本の積み重ねが大切になります。

次に、キーポイントを表にまとめました。

項目回復しやすい状態回復しにくい状態
栄養たんぱく質・ビタミン・水分が足りている食事量不足・偏食・糖質だけで済ませる
睡眠十分な睡眠時間と質を確保夜更かし・浅い眠り・慢性的寝不足
保湿汗後にやさしく整えて保湿放置・洗いすぎ・乾燥放置
運動量休養日を入れて継続毎日追い込みオーバーワーク

次の症状が出ていたら要注意

回復不足のサインが出たら、改めて対策を練り直しましょう。具体的には、

  • 乾燥
  • くすみ
  • 毛穴目立ち
  • 炎症

これらのサインは、あくまでもサインです。深刻にとらえて自責するのではなく、「プラン見直しの材料」くらいに考えて、リスタートしてみましょう。

  • 乾燥はバリア機能低下のサインで、くすみは血流やターンオーバーの乱れを疑うポイントです。
  • 毛穴が目立つときは皮脂バランスや角質の乱れ、炎症は刺激に対して修復が追いついていない可能性があります。

まとめ|長く走れ、長くキレイになるために

ランニングとキレイを両立したいなら、頑張れる量ではなく、回復できる量を基準にすることが大事です。この考え方が、長く走れて、長くきれいを生むと思います。

次回は、今回のテーマを深掘りしてみます。まずは、どうしても避けられない”敵”について詳しく見て行く予定です。

敵の正体を知っておけば、対策もかなり楽にはかどると思われます。

それではまた、よろしくお付き合いください<m(__)m>

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元作家(スピ系)・経営者です。 物書きのときは、別名を使用していました(封印中)。 ナチュラルスピリットから刊行されています。 フィットネスやアート関係が好きです。 ヨガ・ピラティス・太極拳・筋トレなどやっています。 音楽・文芸特にフリークです。 やたら多趣味です。時間足りないです。 友達、ギリギリ少なく、犬や猫や鳥と暮らしています。
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