デッドバグって、すごい…ピラティスの「かけら」をパーソナルで学びました。

弱く、太いお腹のために

先日、初めてピラティスを正規のインストラクターから学びました。

といっても、デッドバグひとつだけ、でしたが…

パーソナルトレーニングのコーチの方が、ピラティスのインストラクターでもあったので、トレーニングの一環として、デッドバグが選択されたのでした。

コーチは、はっきりとは言明しませんでしたが、狙いは明らか。

つまり、おじさんの「弱く、太い」お腹を強化し、少しでも細くしよう、というものでしょう。

レッグレイズはできたのに

別に自分を「大きく見せる」つもりはありませんが、おじさんは一応、レッグレイズとかは、五十回くらい、きっちりと出来るのでした。悪くない数値だと思えます。

ところが、デッドバグは、やばかった…

初めてだということを差し引いても、そのきつさ、難しさたるや……

カタチや動き的には、さほどのものとは思えない、のですが、

コーチの言うとおりにやろうとすると、まあたいへんなことに。

あっという間に汗みどろ。サウナ入ったのか。シャワー浴びたのか。

体中、痛いし。でも、体の奥がリラックスしていて、じんわり気持ちよかったりもします……

次第にわかってきた全体像

そういうおじさんの、どうでもいいような苦しむ、見苦しい姿が楽しかったのか、コーチはそれから、デッドバグをルーティンに取り入れてしまいました(鬼。S)。

悪戦苦闘・七転八倒の日々。

回数を重ねるうちに、これって単なる「お腹周り・アブ系統」トレーニングではなく、ほとんど全身運動・ある種の複合エクササイズだと。

しかも、その複合つうのが、幾つもの関節、というのではなくて、全身の細かい筋肉の連動みたいな、インナーとかよくわからないけれど、えらく細密なつながりを、じっくり練り上げていく、という(わからなかったらすんません。表現が稚拙なんす。)。

芸が細かい。難易度高め。

ピラティスとは

ジョセフ・ピラティス(1883~1967)氏が案出・開発したメソッドであるピラティスの歴史などは、ここでは省略いたします。

このメソッドはピラティス氏が存命の頃から評判が評判を呼んで、幅広い層に受け入れられ、拡大・拡散されました。

これを行うことで、筋肉・骨格が矯正され、発達するばかりでなく、神経系統や免疫系が整えられ、強化されて、強健な肉体が獲得できるからです。

呼吸が深くなる、姿勢が改善される、精神的な安定・安静が得られる、容易に病気に侵されなくなる、など、優れた効果が発表時から報告され続けて来ました。

ほんの一部を体験しただけですが…

おじさんなども、デッドバグという、たったひとつのエクササイズをやっているだけですが、効果の深さ・強さは、絶大といえると思えます。

私的な体験に過ぎませんが、ご興味がおありならば、正規のインストラクターに教わってみてくださいね。

動画や本などでは得られない、深い効果を実感できると思います。