先日入手して、久々に心を揺さぶられたエフェクター。
それがこの、GOLDEN ACORN OVERDRIVE SPECIAL。ブランドはOne Controlです。
そうです、あのBJFが関与している、”センス抜群のペダル”を量産している国内ブランドです。
私はしばらく、BJF氏関連ということで、てっきり海外のブランドと思い込んでおりました。
筐体、ロゴその他、ここまで”ハイセンス”が表現されると、抵抗感が少し出て来る人もいるかもしれませんが、じっさいに使用してみると、ほぼハズレがありません。
しかも、クオリティは高いのに、価格はさほどでもないため、本当の意味での”コスパ”を求めるとしたら、まずリサーチしたいブランドでしょう。
ペダルの種類も豊富で、ジャンルも多岐に及んでいるので、「こういうエフェクトかけたい」みたいな時には、重宝すると思います。
筐体小さいので(でも頑丈です)、ボードの場所も取らないし、私のように蹴倒すような配列をしなければ、”相棒”になってくれるのではないでしょうか……

いわゆる”ダンブル”サウンド
このGOLDEN ACORN OVERDRIVE SPECIAL、ペダルのジャンルとしてはオーバードライブですが、狙っているのは、かの*”ダンブル・アンプ”の音だそうです。
*ダンブル・アンプ(Dumble Amp)は、米国の技術者アレクサンダー・ハワード・ダンブル氏が1960年代から手掛けた、完全オーダーメイドのハンドメイド・ギターアンプ。真空管を使用し、極めて高いクリーントーンと、中低域が豊かなオーバードライブサウンドが特徴で、生産数が極めて少なく、現在は幻のハイエンドアンプとして知られています。
まあ、「ダンブルの音」とうたっているペダルやエフェクターは毎年、かなりの数が輩出していますが、じっさい、実物のダンブル・アンプを使用した人となると、かなり少数でしょう。
「いくつものダンブル・アンプを弾きこなして、比較」などという真似が、そうそう一般人にできるわけもありません。
なので、「これこそダンブル」と言われても、「そうか」とだけ、しか言えないのです。
たまさか、ダンブルが入荷した楽器店に勤めている人、とかでも、「連日弾きたおす」ようなことをしたら、店長に張り倒されるでしょうし……。
BJF氏本人(仕事の関係で数々のダンブルをシビアに弾いてきたそうです)が、「”ダンブルの音”というものは存在しない」と断言しているそうです。
個体それぞれが、時代や制作背景などによって、そうとうに違ってくるのでしょう(でも、どれもが良いアンプなのでしょうね)。
じっさい、どういう音なのか

”ダンブルの音”がよくわからない私でも(レコードやCDとじっさいのギター鳴らした音って、違いますもんね)、このGOLDEN ACORN OVERDRIVE SPECIALをかけた音というのは、良い意味で怯みました。
身体がすくむような、”え?マジですか?”と独言してしまうような、……とにかく、そういう音でしたよ。
クリアな歪みというもので、潜在的な力があって、艶っぽいけど下品でないんです。
たぶん、ケンタウロスとか一番良い時代のTSとか、あと先日紹介しましたエコープレックス系とか、今けっこう流行りなオーバードライブ系統の、まさしく”ど真ん中”のそれです。
おそらく、全盛期のスティービー・レイ・ヴォーンがやっていたという、TSをブースターとして使用する、みたいな使い方をすれば、シングルコイルのギターのソロをプッシュしたいときなど、中域からどんと前に出てくれて、えらく映えるんではないだろうか……などと夢想できました。
しかも、このペダル、設定によっては、かなりのハイゲインまで出せます。
で、そうしても当たり前のように、音が濁ることがありません。
なので、ペダル側の設定で高いところまで最初に決めておいて、あとはギターのノブを操作するだけ、という使い方でも、いけます(ただし、個人宅でしか、やってないです)。
このブランドのエフェクターが、少しずつ増殖している日々です。
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